父と息子の簿記検定、合格ストーリー

父と息子で簿記を学び、簿記・会計資格の合格を目指すブログ。息子は、日商簿記2級合格を目指します。

貸倒引当金の設定

去る11月19日に第147回 日商簿記検定も終了し、次回の148回まで約3ヶ月となりました。現在、息子は、第5問の総合問題(精算表、B/S・P/L作成)対策を行っています。そつなくこなしてくれているのですが、どうも毎回間違えるのが、貸倒引当金の設定。そこで、今日は、貸倒引当金の設定について、徹底的に説明しました。
私が気付いた点は、以下の2つ。

1. 貸引の設定前に受取手形売掛金、貸倒引当金の金額が動く
貸引設定前に未処理事項、整理事項で受取手形売掛金、貸倒引当金が絡む仕訳があると、仕訳自体は問題ないものの金額が変わっているのを忘れてしまいがち。
これを防ぐには、受取手形売掛金、貸倒引当金の金額を仕訳をした時点で、すぐに問題用紙の金額をシャーペンで修正しろと教えました。

2. 差額補充法になっていない(洗替法みたいになってる)
貸引の要引当額は正しく求めることができても、その要引当額をそのまま貸倒引当金繰入にしてしまう。
これは、精算表であれば、先に要引当額をB/S欄の貸倒引当金に記入してしまい、その金額に合わせるように、整理記入欄に金額を記入する・・・というのが、自分のやり方なんで、息子にも教えたのですが、もっと効率的な方法ありますかね?
B/S、P/L作成の場合は、要引当額を先にB/Sの受取手形売掛金に記入してしまうのは同じにしても、差額補充法の対策にはなってないしなぁ。
結局、最後は「慣れだよ」というごまかしの言葉でお茶を濁した感じになってしまいました。教えるほうも、まだまだ未熟です。。。